東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比21.24ポイント(2.04%)高い1061.14だった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への過度な懸念が和らぎ、7日の米株式相場が上昇。投資家心理が強気に傾き、8日の新興市場でのマザーズ銘柄の買いにつながった。好材料が出た銘柄への買いも指数を支えた。
大手証券が投資判断を引き上げたフリーが上昇した。米テスラの家庭用蓄電池の取り扱い始めると発表したアールプランも買われた。一方、公募増資などの発行価格が条件決定日の終値よりも安く決まったエネチェンジは売られた。JTOWERも下落した。
値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は120となった。
個別では、ナレッジスイート、サイエンスアーツ、リビン・テクノロジーズが一時ストップ高と値を飛ばした。ワンキャリア、リボミック、イーエムネットジャパンなど4銘柄は年初来高値を更新。リベロ、Delta-Fly Pharma、PKSHA Technology、モダリス、アールプランナーが買われた。
一方、グローバルウェイが一時ストップ安と急落した。Photosynth、global bridge HOLDINGSは年初来安値を更新。ENECHANGE、タスキ、メドレックス、霞ヶ関キャピタル、フーバーブレインが売られた。
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