東証マザーズ指数は前日比21.28ポイント高の1022.56ポイントと続伸。
全般は前日の売り一巡による買い転換を受けて続伸基調となっており、利益確定売りから反落する東証1部市場と比べて強い値動きとなった。個人投資家の根強い物色意欲を受けて、買い優勢の展開だった。その後利益確定の売りも出て、高値圏でもみ合う展開となった。
東証1部上場を発表したミクシィが指数高をけん引。JTOWER、メドレーが上昇。30日から新型コロナウイルスワクチンの治験を開始すると伝わったアンジェスの売買代金は487億円と、東証の全市場で6位に入った。半面、BASE、サイバーセキ、フロンテオは下落した。
ジャスダック、マザーズともに値上がり銘柄数が値下がりを大幅に上回り、地合いの強さを印象付けた。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は99となった。
個別では、ITbookホールディングス、ジェネレーションパス、アジャイルメディア・ネットワークがストップ高。GA technologies、メドレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ビリングシステム、Aiming、すららネット、カオナビなど22銘柄は年初来高値を更新。オンコリスバイオファーマ、ヴィッツ、メディネット、シルバーエッグ・テクノロジー、エル・ティー・エスが買われた。
一方、フーバーブレイン、Fringe81、サイバーセキュリティクラウド、ナノキャリア、ホットリンクが売られた。
