東証マザーズ指数は前日比3.41ポイント高の960.66ポイントと続伸。
午前中は値を消す場面も見られたが、徐々に値上がり銘柄が増え、午後はプラス圏で安定して推移した。
個人投資家に人気の高い時価総額上位銘柄が軟調ではあったが、本日のマザーズ市場では、値動きの軽い低位株や直近IPO銘柄に資金がシフトしていた。
マザーズでは11日に新規上場した2銘柄が売買代金上位に入るなど、「全般的に個人投資家主体の相場の中で新興企業市場もにぎわいがみられた」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は181、値下がり銘柄数は84となった。
個別では、テックポイント・インク、ピアラがストップ高。農業総合研究所、CRI・ミドルウェア、はてな、UUUM、リンクバルなど7銘柄は年初来高値を更新。うるる、ジーニー、くふうカンパニー、エディア、オイシックス・ラ・大地が買われた。
一方、G-FACTORY、ピーバンドットコム、バリューゴルフ、シルバーエッグ・テクノロジー、システムサポートなど11銘柄が年初来安値を更新。マネーフォワード、トレンダーズ、霞ヶ関キャピタル、CYBERDYNE、ログリーが売られた。
札証アンビシャス市場にきょう新規上場したFJは午前に公募・売り出し(公開)価格を23%上回る907円で初値を付けた。上昇する場面もあったが、午後には売りに押され、初値を8%下回る832円で取引を終えた。
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