マザーズ指数は反落もIPO銘柄へと短期資金が流入

東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比13.82ポイント安い866.20だった。
マザーズ市場には朝方から売りが先行した。物色としても、現状は指数に寄与しない直近IPO銘柄へと短期資金が流入した一方で、マザーズ時価総額上位は揃って売られる展開となった。足元で軟調であったバイオ株の戻りも総じて鈍く、マザーズ指数は後場一段安になった。
13日、北米で慢性期脳梗塞向け医薬品を共同開発していた大日本住友との契約を解消すると発表したサンバイオは連日の大幅安。メルカリやそーせい、TKPが売られた。
マクアケも大幅高。売買代金は322億円で新興市場トップだった。
売買代金は概算で1543.47億円。騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり221銘柄、変わらず8銘柄となった。
 
18日は東証マザーズ市場に上場した3銘柄が初値をつけた。終値はJTOWERが2600円、バイセルが3020円、上場2日目となるウィルは4050円で、いずれも初値を下回った。
 
同じく東証マザーズ市場に上場したユナイトは取引開始から買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、1270円)の2.3倍にあたる2921円に切り上げた。
 
個別では、BuySell Technologiesがストップ安。フルッタフルッタ、クラウドワークス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクアライン、フレアスは年初来安値を更新。イトクロ、ソレイジア・ファーマ、シャノン、アクトコール、アクセルマークが売られた。
 
一方、マクアケがストップ高。ピーバンドットコム、プラッツなど3銘柄は年初来高値を更新。ランサーズ、メドレー、アプリックス、SERIOホールディングス、ベストワンドットコムが買われた。
 

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