マザーズ指数は反落、MSOLは買い注文が集まり取引が成立せず

東証マザーズ(前引け)=
 
東証マザーズ指数は反落した。前引けは5.89ポイント安い1042.20だった。
1ドル=111円台まで急騰した円高や20日の米国株安を映して、売りが先行した。
また、米中、米欧の貿易摩擦への警戒感もくすぶっており、投機筋などの利益確定売りが膨らんだ。ただ、バイオ株の一角が買われ、マザーズ指数を支えた。
 
値上がり銘柄数は81、値下がり銘柄数は166となった。
 
個別では、Mマート、ハイアス・アンド・カンパニー、RPAホールディングス、ライトアップが年初来安値を更新。ロゼッタ、JMC、総医研ホールディングス、ブランジスタ、駅探は値下がり率上位に売られた。
 
一方、オンコリスバイオファーマが一時ストップ高と値を飛ばした。UUUM、トレンダーズ、ジャパンエレベーターサービスホールディングスは年初来高値を更新。大泉製作所、Abalance、アライドアーキテクツ、ロジザード、ラクスルが買われた。
 
23日に東証マザーズ市場に上場したMSOLは買い注文が集まり、午前は取引が成立しなかった。午前の取引終了時点での気配値は3570円で、公募・売り出し価格(公開価格、2100円)と比べ7割高い水準だった。

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