東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比2.68ポイント安い1182.54だった。
全般こう着感の強い相場展開のなかで、個人主体の中小型への物色になっている。IPOラッシュとなるなか、これまでは好調が続いており、需給不安の少ないIPO銘柄には短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっている。
メルカリや弁護士COM、マクアケなどが下落した。半面、BASEやフリー、直近IPOのバルミューダなどは上昇した。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は218となった。
17日に東証マザーズ市場に新規上場した3銘柄が初値を付けた。プレイドは公募・売り出し価格(公開価格、1600円)を1590円(99.4%)上回る3190円で初値を付けた。かっこの初値は公開価格(2020円)の3.9倍にあたる7890円。ビートレンドの初値は公開価格(2800円)の3.6倍にあたる1万10円だった。
個別では、日通システム、フィーチャ、Branding Engineer、Rettyが年初来安値を更新。ALiNKインターネット、アディッシュ、チームスピリット、ホットリンク、AI CROSSが売られた。
一方、バルミューダがストップ高。ブランジスタ、テックポイント・インクは一時ストップ高と値を飛ばした。プレミアアンチエイジング、Fast Fitness Japanなど3銘柄は年初来高値を更新。アイリックコーポレーション、カヤック、ユナイテッド&コレクティブ、モダリス、BASEが買われた。
