マザーズ指数は反落、EC関連など成長株に売り

東証マザーズ指数は前日比61.42ポイント安の1204.31ポイントと反落。
日経平均が大幅続伸で2万5000円台を突破する一方、マザーズ指数が一時5%を超える急落と明暗を分けている。前日の米国株市場ではワクチン開発期待でNYダウが急騰したが、ナスダック総合指数は大幅安という展開となった。一時は1185.22と6%超下げた。金利の低位安定を前提に買われていた電子商取引(EC)関連など成長株に売りが出た。
「米長期金利の急上昇を背景に、これまでのコロナトレードが逆回転を始めており、東京株式市場にもそのまま波及する形となった。ナスダック市場の上昇とマザーズ指数は連動性が高く、マザーズで時価総額の大きい銘柄を中心に売りが顕在化した」という。
値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は223となった。
 
個別では、Jストリーム、JMDCがストップ安。すららネットは一時ストップ安と急落した。BASE、ユーザベース、HENNGE、Chatwork、ケアネットが売られた。
 
一方、スペースマーケット、アドベンチャー、ホープがストップ高。トゥエンティーフォーセブンは一時ストップ高と値を飛ばした。アドウェイズ、JIG-SAWなど3銘柄は年初来高値を更新。ベストワンドットコム、ティーケーピー、フロンティアインターナショナル、タメニー、ブシロードが買われた。

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