東証マザーズ指数は前日比47.80ポイント安の838.14ポイントと反落。
10月29日の年初来安値に接近した。
東証マザーズ指数は反落。終値は前日比47.80ポイント安い838.14と、10月29日に付けた年初来安値(838.00)に迫った。下落率は10月25日以来の大きさで、日経平均株価の下落率より大きかった。
景気悪化懸念を反映した前日の米国株安を受けて東京株式市場全般が大きく下落しており、投資家心理の悪化から新興市場上場銘柄にも売りが出ている。追い証発生、また回避のための投げ売りも出ているようだ。
市場でも「19日に上場したソフトバンク(SB)で損失を被った個人投資家が新興株に換金売りを出している」との声もあった。
20日に新規上場したAmidAHは1342円で終えた。この日の午前に付けた初値1552円を13.5%下回った。Amaziaは、この日の午前の初値1756円を7.1%上回る1880円で終えた。
上場2日目となるKudanはこの日、1万4000円の初値を付けた。終値は初値比0.8%安の1万3890円。
値上がり銘柄数は15、値下がり銘柄数は250となった。
個別では、エルテスがストップ安。リアルワールドは一時ストップ安と急落した。フィット、ITbookホールディングス、ミクシィ、インタースペース、アイティメディアなど120銘柄は年初来安値を更新。SERIOホールディングス、フリークアウト・ホールディングス、マーケットエンタープライズ、サイジニア、日本リビング保証が売られた。
一方、メドレックス、フェニックスバイオがストップ高。農業総合研究所、UUUMは年初来高値を更新。ブライトパス・バイオ、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、オークファン、バルニバービ、弁護士ドットコムが買われた。
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