東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比23.21ポイント安い1163.71だった。
東京市場でもワクチンの早期普及による経済活動正常化への期待感から日経平均株価は上昇している。マザーズ市場は、東証1部銘柄へ投資資金が流出し積極的な売買が手控えられる中で、やや様子見ムードが広がっている。JTOWERやAIinsが下落したほか、今期の業績見通しを下方修正したアスカネットが売られた。一方、エヌピーシーやBASE、MRTは上昇した。
市場では新興株相場について「東証1部の大型株や新興市場の景気敏感株に投資家の関心が集まりやすく、マザーズ銘柄に多い成長株から資金が流出する傾向がみられる」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は89、値下がり銘柄数は227となった。
個別では、ヘッドウォータース、rakumo、アクトコール、サイバー・バズが年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、アスカネット、Jストリーム、CYBERDYNE、フリーが売られた。
一方、ホットリンク、CRI・ミドルウェアが年初来高値を更新。MRT、駅探、エヌ・ピー・シー、ティアンドエス、大泉製作所が買われた。
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