東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比14.23ポイント安い1020.33だった。
2日の米国市場で、ナスダック総合指数が上昇したため、ハイテク関連銘柄の多いマザーズ銘柄にも朝方は買いが先行した。
ただし、市場には米中貿易摩擦の激化に対する懸念がくすぶっており、上値の重さが意識された。
休日を前に個人投資家は全般に様子見姿勢で、利益確定や手じまいの売りに押された。
引けにかけては、下げ幅を一段と拡大する展開となった。
JIAやミクシィが下げた。串カツ田中も下落。7月の既存店売上高は増加したものの、利益確定売りが出た。
市場関係者は、マザーズ指数は今週初めに25日移動平均を下回った後、徐々に水準を切り下げており、「相場の基調はあまり良くない」という。
売買代金は概算で911.56億円。騰落数は、値上がり54銘柄、値下がり204銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、ファンデリー、ジェイテックコーポレーション、ディジタルメディアプロフェッショナル、モブキャストホールディングス、アプリックスなど18銘柄が年初来安値を更新。値下がり率上位では、ビートHLDGSリミテッドが15%超の下落となったほか、エディア、HANATOUR JAPAN、ALBERT、駅探、エーアイが売られた。
一方、エクストリーム、プロレド・パートナーズがストップ高。日本ファルコム、UUUM、アクリート、JMCなど5銘柄は年初来高値を更新。
テックポイント・インク、ユニフォームネクスト、マネジメントソリューションズ、エクスモーション、イオレが買われた。
