東証マザーズ指数は反落した。終値は6.76ポイント安の1232.37だった。
東証1部市場が全面安となったことで新興市場も売り先行となったが、後場は切り返しの動きとなって下げ幅を縮小させた。
下げ幅が限定的で「個人投資家の参加意欲は、それほど後退していない」との指摘があった。
値上がり銘柄数は69、値下がり銘柄数は164となった。
2月28日にマザーズに上場したJテック・Cは上場2日目の1日、公募・売り出し価格(公開価格)の2250円の4.3倍である9700円の初値を付けた。
その後も買いが優勢で、初値を基準とする制限値幅の上限(ストップ高水準)となる1万1200円まで上昇する場面があった。終値は初値を15%上回る1万1190円だった。
個別では、アクアライン、シェアリングテクノロジー、農業総合研究所、すららネット、ゼネラル・オイスターが売られた。
一方、イグニス、メドレックス、GMO TECHがストップ高。ジェイテックコーポレーション、マネーフォワード、キャンバスは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、ユーザベース、トレンダーズ、メドピアなど7銘柄は昨年来高値を更新。
ブランジスタ、AMBITION、ピクスタ、オウチーノ、ビリングシステムが買われた。
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