東証マザーズ指数は前日比9.47ポイント安の1044.57ポイントと反落した。
前日の米国株高や為替相場における1ドル=114円台半ばまでの円安進行を受け、マザーズ銘柄にも買いが先行した。しかし、米長期金利上昇を受けたアジア市場の全面安を受けて、個人投資家心理も悪化し、目先の利益を確定する動きが強まった。
日経平均株価の下落も新興株式のマイナス材料で、「信用取引で買った個人投資家が売りを出した」という。
3日に上場したブリッジは上場2日目の4日に4920円の初値を付けた。その後、初値を基準とした制限値幅のストップ高水準である5620円まで上昇した。その後、同水準を気配値としたまま終えた。
売買代金は概算で982.50億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり166銘柄、変わらず6銘柄となった。
値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は166となった。
個別では、キャンディル、トライステージ、夢展望、フォーライフ、WASHハウスなど8銘柄が年初来安値を更新。くふうカンパニー、トレンダーズ、プロレド・パートナーズ、アライドアーキテクツ、アイリックコーポレーションが売られた。
一方、ブリッジインターナショナルがストップ高。フロンティア・マネジメントは一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、マーケットエンタープライズ、ピクスタ、アズーム、農業総合研究所など11銘柄は年初来高値を更新。
シェアリングテクノロジー、エンカレッジ・テクノロジ、ログリー、MS&Consulting、JIG-SAWが買われた。
