マザーズ指数は反落、損出し目的の売り

東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比18.02ポイント(1.80%)安い985.34だった。年末を前に個人投資家の損出し目的の売りが出たことが相場の重荷だった。
幅広い銘柄が売りに押され、買いは直近上場株など一部の銘柄にとどまった。
そーせいやメドレー、サンバイオが下げた。一方、アスタリスクが買われ、制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。フロンテオやセルソースも上げた。
 
市場関係者は「新規上場が相次いだことで需給悪の影響が残っていた。年末年始を控え、個人投資家の間には見送りムードも強かった」と指摘していた。
売買代金は概算で1710.52億円。騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり353銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
27日に東証マザーズ市場に上場したアジアQは公開価格(2430円)を上回る5600円で初値を付け、終値は5060円だった。上場2日目のエフ・コードは公開価格(2020円)の約3倍の6000円で初値を付け、大引けでストップ安水準の5000円で配分された。
 
きょう東証マザーズ市場に上場したセキュアは買い気配のまま売買が成立しなかった。気配値は公開価格(950円)の2.3倍にあたる2185円となった。
 
 
個別では、サイエンスアーツ、オンコリスバイオファーマ、エフ・コードがストップ安。エムビーエス、インタースペース、トライステージ、ASJ、フルッタフルッタなど80銘柄は年初来安値を更新。タスキ、サスメド、ニフティライフスタイル、フレクト、ラキールが売られた。
 
 一方、ハイブリッドテクノロジーズ、アスタリスクがストップ高。中村超硬、Green Earth Instituteは一時ストップ高と値を飛ばした。リファインバースグループ、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDR、CS-Cなど5銘柄は年初来高値を更新。イオレ、FRONTEO、ステラファーマ、アジャイルメディア・ネットワーク、スローガンはが買われた。

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