東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比23.13ポイント安い1160.70だった。
新型コロナウイルスの感染再拡大などを背景とした大型株の下落が新興企業市場でも投資家心理の悪化につながり、売りが優勢となった。
メルカリなどフリーなど主力銘柄が軟調に推移し、午後に下げ幅を拡大した。決算発表をきっかけにUUUMが売られた。一方、EnjinやアイドマHDなど最近上場した値動きの良い銘柄に資金が向かった。
「きょうは個人も全体には手じまい姿勢だった」といい、アルマードのように後場に入って急速に売られる銘柄もあった。
売買代金は1848億円と4月22日(1936億円)以来の高水準となった。
値上がり銘柄数は69、値下がり銘柄数は294となった。
個別では、ワンダープラネットがストップ安。ベガコーポレーション、イルグルム、日本情報クリエイト、インターファクトリー、rakumoなど21銘柄は年初来安値を更新。ASJ、SERIOホールディングス、エムビーエス、チームスピリット、ロコンドが売られた。
一方、バリュエンスホールディングス、関通がストップ高。AHCグループは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、海帆、シンメンテホールディングス、NexTone、ステムセル研究所など8銘柄は年初来高値を更新。Enjin、アイドマ・ホールディングス、ベイシス、ウォンテッドリー、Branding Engineerが買われた。
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