東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比38.91ポイント(3.71%)安い1009.87だった。一時は1006.57まで下落し、年初来安値を更新した。
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒や米国の金融政策が早期に正常化に向かうとの見方から、3日の米株式相場は下落した。投資家心理が悪化し、6日の東京株式市場でマザーズ銘柄の売りに及んだ。
欧州やアジアなどの海外市場で新規株式の発行などを実施すると発表したアドベンチャが売られた。弁護士COMも下落した。一方、フロンテオやサイエンスAは上昇した。
市場では「12月は新規株式公開(IPO)が相次ぐため新規資金を捻出するための換金売りが出やすい」との指摘があった。
値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は280となった。
個別では、ジーエヌアイグループ、イオレ、フルッタフルッタ、駅探、フィーチャなど33銘柄が年初来安値を更新。ENECHANGE、プロジェクトカンパニー、ココナラ、リファインバースグループ、ツクルバが売られた。
一方、リボミックがストップ高。グローバルウェイは一時ストップ高と値を飛ばした。サイエンスアーツ、AB&Companyは年初来高値を更新。夢展望、メタリアル、ワンキャリア、リベロ、シノプスが買われた。
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