マザーズ指数は反落、大引けにかけて下げ幅拡大

東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比14.94ポイント安い864.63だった。
米中貿易摩擦の激化により前週末の米国市場は大幅に下落した。日経平均もこの影響を受ける中、新興市場も同様の流れからのスタート。ただ、マザーズ指数は寄り付き直後につけた安値(859.83ポイント)から下げ渋り、前場はもみ合う展開となった。
 
また、為替相場の円高一服などもあり、後場はさらに下げ幅を縮めて開始したが、週明けの米国市場の動向なども気がかりとなるなか、資金は限られた銘柄に集中した。7%高のアンジェスがマザーズ売買代金トップにランクインした。

積極的な押し目買いの動きは限られ、結局は大引けにかけて前場にもみ合っていた水準まで戻して取引を終えている。

売買代金は概算で665.22億円。騰落数は、値上がり44銘柄、値下がり247銘柄、変わらず2銘柄となった。

個別では、エムビーエス、フィット、アドウェイズ、ジェネレーションパス、バルニバービなど27銘柄が年初来安値を更新した。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、窪田製薬ホールディングス、SKIYAKI、ロゼッタ、アクセルマークが売られた。
 
一方、手間いらず、ツクルバ、マーケットエンタープライズが年初来高値を更新した。アンジェス、大泉製作所、イトクロ、バルテス、パートナーエージェントが買われた。
 

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