マザーズ指数は反落、利益確定売り

 
東証マザーズ指数は前日比15.77ポイント安の1134.42ポイントと反落。
寄り付き付近は堅調な推移となった。しかし、本日は8月の株主優待の権利最終日となり、個人投資家が株主優待を取得する流れが強く、マザーズ銘柄の需給が悪化したことで、時価総額上位のBASE、AIinsideなどが値を下げマザーズ指数は反落となった。
一方、メルカリやマクアケが上昇した。経済産業省の実証事業の対象校に学習教材の導入が決まったすららネットにも買いが集まった。
マザーズ市場では新規上場が続いており、「27日は大きく上昇した直近IPO銘柄に利益確定売りが多く出たことで、マザーズ全体として資金が流出する形になった」という。
売買代金は概算で2754.98億円。騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり243銘柄、変わらず5銘柄となった。

25日に東証マザーズ市場に新規上場したインタファクは上場3日目のきょう、初めて取引が成立し、初値の5080円を上回って取引を終えた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比1000円(19.7%)高の6080円で配分された。初値は公開価格(960円)の5.3倍だった。
 
個別ではティアンドエス、バンク・オブ・イノベーションがストップ安。リファインバース、ジモティー、ニューラルポケット、フォーライフ、フィーチャが売られた。
 
一方、G-FACTORY、インターファクトリー、フレアス、ブランディングテクノロジーがストップ高。HANATOUR JAPAN、ベストワンドットコム、INCLUSIVE、コパ・コーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ジェネレーションパス、GA technologies、ロコンド、アプリックスなど19銘柄は年初来高値を更新。ソフトマックス、ジェイグループホールディングス、サイジニア、松屋アールアンドディ、AHCグループはが買われた。

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