マザーズ指数は反落、利益確定売り先行

東証マザーズ指数は反落した。前週末比10.35ポイント安の927.26ポイントだった。
朝方は売り一巡後に切り返して一時プラス圏に浮上すも主力、新興市場ともに積極的な買いが入りにくい状況のなか、買いは続かずマザーズ指数は前場中頃に再びマイナス圏に沈んだ。
個人投資家による売買が多いサンバイオなどのバイオ関連株に売りが膨らみ、運用リスクを取る姿勢が後退した面もあった。
大引けにかけてやや戻りを見せたものの、全体としては終日方向感に欠ける展開となった。

市場では「日本の10連休を前に信用取引で買いを入れていた銘柄の持ち高を調整する売りが次第に優勢になっている」との声があった。

売買代金は概算で1280.91億円。騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり176銘柄、変わらず6銘柄となった。

 個別では、トレンダーズ、フロンティア・マネジメント、ブリッジインターナショナルが年初来安値を更新した。窪田製薬ホールディングス、CRI・ミドルウェア、キャンバス、カヤック、ヴィッツが売られた。
 
一方、Jストリーム、AppBankがストップ高となった。ソケッツ、はてなは一時ストップ高となった。イオレ、串カツ田中ホールディングス、モルフォ、イグニス、システムサポートなど16銘柄は年初来高値を更新した。アイリックコーポレーション、日本ホスピスホールディングス、マネジメントソリューションズ、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、ジーエヌアイグループが買われた。

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