マザーズ指数は反落、利益確定売りで上値重く

東証マザーズ指数は前週末比12.52ポイント安の943.32ポイントと反落した。
朝方はマザーズ市場も買いが先行したが、次第に前週までに値上がりしたバイオ関連株などに利益確定売りで上値が重くなり、軟調だった。
市場関係者は、「東証1部の大型株に資金をシフトする動きが目立った」という。中国の経済指標の改善を受けてジャスダックの機械株など、中国関連株は買われた。
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は157となった。
 
初値持ち越しとなっていた3月29日にマザーズ市場に上場した2銘柄の取引が成立した。エードットの終値は2953円と制限値幅の上限(ストップ高水準)で、初値(2453円)を500円(20.4%)上回った。Welbyの終値は1万6900円で、初値(1万8030円)に比べ1130円(6.3%)安かった。
 
 
個別では、霞ヶ関キャピタル、オンコリスバイオファーマ、MTGがストップ安。ジーエヌアイグループ、アズーム、gooddaysホールディングス、フレアスなど5銘柄は年初来安値を更新。AmidAホールディングス、ギフト、リネットジャパングループ、AppBank、SKIYAKIが売られた。
 
一方、キャンバス、ギークス、エードットがストップ高。トライステージ、ASJ、ジェイテックコーポレーション、串カツ田中ホールディングス、GMOリサーチなど25銘柄は年初来高値を更新。カオナビ、あんしん保証、エディア、サーバーワークス、gooddaysホールディングスが買われた。
 
 

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