東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比18.23ポイント(1.82%)安い985.13だった。市場では年末を前に個人投資家の損出し目的の売りが出て、相場の重荷になっているとの声が聞かれた。
そーせいやメドレーが売られた。一方、セルフレジの特許を巡って係争していたファストリと23日に和解したと発表したアスタリスクは気配値を制限値幅の上限(ストップ高水準)まで切り上げた。フロンテオやステムリムも買われた。
値上がり銘柄数は60、値下がり銘柄数は349となった。
27日にマザーズ市場に上場したアジアQは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(2430円)を上回る4165円。同じくマザーズに上場したセキュアも買い気配のまま午前の取引を終え、気配値は公開価格(950円)を上回る1622円になった。上場2日目となるエフ・コードは公開価格(2020円)の約3倍の6000円で初値を付けた。
個別では、エフ・コードがストップ安。エムビーエス、トラストホールディングス、LeTech、農業総合研究所、ネットイヤーグループなど65銘柄は年初来安値を更新。オンコリスバイオファーマ、リニューアブル・ジャパン、サスメド、サイエンスアーツ、ニフティライフスタイルが売られた。
一方、ハイブリッドテクノロジーズ、中村超硬、Green Earth Instituteが一時ストップ高と値を飛ばした。リファインバースグループ、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDR、CS-Cなど5銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、イオレ、ステラファーマ、リアルワールド、ステムリムが買われた。
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