マザーズ指数は反落、主力株売られる

東証マザーズ指数も大幅反落した。終値は前週末比30.10ポイント安い798.36だった。心理的節目の800を割り込み、18年12月26日以来1年2カ月ぶりの安値を付けた。
 
朝方には下落率を5.6%まで広げる場面もあった。そーせいやジーエヌアイ、フリーをはじめ全体の9割超の銘柄が下げた。
ただ、マザーズでも新規公開のAHCが公募価格を大幅に上回る好調な滑り出しで、「個人の投資意欲が全面的に衰えたわけでない」状況だった。世界的な金融市場が落ち着きを取り戻すようなら、「底入れからの反発も期待できる」との声も上がっていた。
値上がり銘柄数は21、値下がり銘柄数は293となった。
 
25日にマザーズ市場に新規上場したAHCは午前に公募・売り出し価格(公開価格、2200円)を1350円(61.4%)上回る3550円で初値を付けた。終値は3510円と初値を1.1%下回って終えた。
 
個別では、エムビーエス、ミクシィ、トランスジェニック、メディネット、総医研ホールディングスなど78銘柄が昨年来安値を更新。トゥエンティーフォーセブン、フリークアウト・ホールディングス、スタジオアタオ、ブティックス、サマンサタバサジャパンリミテッドが売られた。
 
一方、リアルワールドがストップ高。すららネット、プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、メドレーなど3銘柄は昨年来高値を更新。フルッタフルッタ、MRT、オークファン、ファンデリー、トレンダーズが買われた。

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