東証マザーズ指数は前日比31.44ポイント安の633.99ポイントと反落。
朝方は米国株高などを受けて高くなる場面もあったが、徐々に売りに推される展開となった。円高一服など外部環境の落ち着きがあるものの、米景気対策の具体的な中身はまだ示されていないうえ、前日の上昇である程度期待感は織り込まれた面があった。
時間外取引で米ダウ先物が下げたことで今夜の米株急落に対する警戒感が高まり、午後にマザーズ銘柄を中心に売り注文が増加した。主力株のそーせい、ラクス、アンジェスなどが安い。
新型肺炎の感染がいつ終息するかは依然として見通しづらいうえ、週末の特別清算指数(SQ)算出日を控えたポジション調整の売買もでており、相場の不安定な動きが続いた。
値上がり銘柄数は44、値下がり銘柄数は266となった。
個別では、グローバルウェイ、すららネット、HENNGEがストップ安。シルバーエッグ・テクノロジー、ユーザベース、ビーブレイクシステムズ、VALUENEX、Kudanなど13銘柄は昨年来安値を更新。バリュエンスホールディングス、アクリート、ブティックス、スペースマーケット、パートナーエージェントが売られた。
一方、ビザスクがストップ高。シャノン、ライトアップは一時ストップ高と値を飛ばした。サマンサタバサジャパンリミテッド、日本スキー場開発、インティメート・マージャー、Chatwork、gooddaysホールディングスが買われた。
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