東証マザーズ指数は反落した。前週末比12.25ポイント安の867.32ポイントだった。
米中摩擦の激化懸念や為替相場では1ドル=104円台へ円高が加速するなど、リスク回避の動きが東京株式市場にも広がり、マザーズ市場でも投資家心理の大幅な悪化に伴い、キャッシュ化する動きで売りがかさんでいる。株価水準の高い銘柄には上値の重さも意識されている。
一方、午前に診断支援システム会社との業務提携を発表したデータセクションや遺伝子治療薬の薬価が決まるのではという思惑からアンジェスなど個別に材料のある銘柄が買われた。
値上がり銘柄数は41、値下がり銘柄数は245となった。
個別では、エムビーエス、アドウェイズ、ジェネレーションパス、バルニバービ、ベガコーポレーションなど25銘柄が年初来安値を更新した。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、クックビズ、Lib Work、SKIYAKI、サーバーワークスが売られた。
一方、手間いらず、ツクルバが年初来高値を更新した。大泉製作所、アンジェス、データセクション、メディアシーク、カヤックが買われた。
