東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比16.50ポイント高い1109.02だった。前週末の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、国内の新興市場でもIT(情報技術)関連株の買いが先行した。
顧客や従業員の満足度などを解析するクラウドサービスを手がけるエモーションテックを子会社化すると発表したプレイドが買われた。時価総額上位のHENNGEが標準攻撃型の対策サービスを始めると日本経済新聞が報じており、業容拡大への期待感から相場を下支えしている。フリーも上昇した。一方で、PアンチエイやアクセルM、アンジェスは下落した。
値上がり銘柄数は251、値下がり銘柄数は105となった。
個別では、HENNGEがストップ高。ジェイフロンティア、ステラファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、アクセルマーク、JMDC、MRT、レントラックスなど8銘柄は年初来高値を更新。アクリート、アイ・パートナーズフィナンシャル、ラキール、サーキュレーション、ブレインズテクノロジーが買われた。
一方、シリコンスタジオ、バリューデザインが年初来安値を更新。ホープ、インティメート・マージャー、ユナイテッド&コレクティブ、KIYOラーニング、クックビズが売られた。
