東証マザーズ指数は小幅に反発した。終値は前日比0.16ポイント(0.01%)高い1200.37だった。
メルカリやJTOWERなど時価総額上位の銘柄が上昇して相場を下支えし、マザーズ指数は堅い値動きでの推移となった。しかし、後場に入り、時価総額上位のセルソースやフリーなどが下げ幅を拡大して相場の重しとなり、下落する場面があったが、引けにかけて、JMDCなど時価総額上位の一角が強含みし、若干下げ幅を縮小して取引を終了した。
売買代金は概算で1672.05億円。騰落数は、値上がり202銘柄、値下がり155銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリやJMDCが堅調。売買代金上位では6月25日上場の日本電解が連日の大幅高となり、コンフィデンスやセレンディップといった直近IPO銘柄も10%を超える上昇となった。
セレンディップは大垣銀、愛知銀とそれぞれ業務提携すると発表している。また、ベイシスやアイパートナーズはストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額上位ではフリー、売買代金上位ではオキサイドなどが軟調。Pアンチエイジやプラスアルファは小安い。また、DELTA-Pなどが下落率上位に顔を出した。
