東証マザーズ指数は反発した。前日比13.75ポイント高の907.95ポイントだった。
日経平均株価も堅調に推移するなか、マザーズ市場は売り方による買い戻しの動きが出ている。指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄や先駆したバイオ関連銘柄など個人投資家に人気のある銘柄が物色されている。
一方で、日米の閣僚級による通商協議の行方も気掛かりなうえ、週末とあってポジション調整の売りも想定されることから、買い一巡後は模様眺めにはなっている。
また、ホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃されたことに関して、ポンぺオ国務長官がタンカー攻撃をイランの責任と断定したことで地政学リスクも意識されており、個人投資家のマインドにとっても重しとして意識されている。
値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は61となった。
個別では、メディアシーク、フェニックスバイオ、バーチャレクス・ホールディングスが一時ストップ高となった。総医研ホールディングス、マーケットエンタープライズ、リーガル不動産、ソフトマックス、JIG-SAWなど11銘柄は年初来高値を更新した。ジェイテックコーポレーション、チームスピリット、ラクスル、フィンテック グローバル、ユーザーローカルが買われた。
一方、モブキャストホールディングス、アドバンスト・メディア、Aiming、シェアリングテクノロジー、イトクロなど6銘柄が年初来安値を更新した。MTG、リボミック、シルバーライフ、アセンテック、レアジョブが売られた。
