マザーズ指数は反発、買い優勢の展開

東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比4.65ポイント(0.47%)高い989.99だった。
日米株式相場の上昇を受けて投資家心理が上向き、買い優勢の展開となった。ただ、本日は12月末の権利付き最終売買日で節税目的の損出し売りも出たとみられ、 マザーズ市場で時価総額の大きい銘柄への売りが重荷となり、指数は下落して推移する場面もあった。前の週に上場したばかりの直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に売買が交錯し、やや値動きの荒さも見られた。
フリーやJAM、セーフィーが上昇した。一方、メルカリやフロンテオ、そーせいが下落した。
売買代金は概算で2062.21億円。騰落数は、値上がり243銘柄、値下がり162銘柄、変わらず14銘柄となった。
 
27日にマザーズ市場に新規上場したセキュアは、上場2日目の28日に初値を付けた。終値は初値を19%上回る2600円だった
 
個別では、サスメド、日本アセットマーケティング、エフ・コードがストップ高。アジアクエスト、アスタリスクは一時ストップ高と値を飛ばした。ハイブリッドテクノロジーズ、Green Earth Institute、CS-Cなど5銘柄は年初来高値を更新。ステラファーマ、エクサウィザーズ、WACUL、リベロ、ROBOT PAYMENTが買われた。
 
一方、リボミックが一時ストップ安と急落した。トライステージ、フルッタフルッタ、ジェネレーションパス、トラストホールディングス、LeTechなど73銘柄は年初来安値を更新。JDSC、サインド、リニューアブル・ジャパン、AHCグループ、Kids Smile Holdingsが売られた。

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