マザーズ指数は反発、買い優勢の展開

東証マザーズ指数も反発した。終値は前日比10.25ポイント高の1077.55だった。
前日の米国株の上昇や、堅調な米経済指標を受けてドル高円安に振れた円相場を背景に上昇する日経平均と同様にマザーズ銘柄にも朝方から買いが先行した。
 
その後は、日経平均が年初来高値を更新するなか、個人投資家の関心も東証1部銘柄へと向かい、日中のマザーズ指数の上値は重くなった。
一方で、後場にかけて主力大型株全般の上昇が一服すると、大引け前から短期資金が再び中小型株に戻る格好となった。
市場関係者は、「新興企業市場は上昇幅こそ目立たないが、個別には強い銘柄もあり地合いは悪くない」と話していた。
売買代金は概算で1206.17億円。騰落数は、値上がり161銘柄、値下がり89銘柄、変わらず8銘柄となった。
 
個別では、アズーム、フロンティア・マネジメントがストップ高。ユーザーローカルは一時ストップ高と値を飛ばした。
ピクスタ、データセクション、ALBERT、ラクス、ダブルスタンダードなど12銘柄は年初来高値を更新。 ライフネット生命保険、CYBERDYNE、エコモット、キャリア、エル・ティー・エスが買われた。
 
一方、夢展望、パートナーエージェントが年初来安値を更新した。
シルバーライフ、MRT、GameWith、MTG、アクリートが売られた。
 
東証マザーズ市場に上昇したFMIは5000円の初値を付け、終値は6000円だった。
 

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