マザーズ指数は反発、自律反発を狙った売買

東証マザーズ指数は前日比7.46ポイント高の890.85ポイントと反発した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、利上げ打ち止めの可能性を示唆し、米国株は大幅に続伸したため、中小型株の決算内容を吟味しながら個別対応が活発化する展開が想定されるなか、個人投資家によるマザーズ市場に対する自律反発を狙った売買もでている。
 
 ただ、信用取引の追い証(追加担保の差し入れ義務)発生への警戒感が広がるなど個人の投資余力は低下しており、積極的に上値を追うような買いは入らなかった。サンバイオ株にはきょうも売りがかさみ、制限値幅の下限(ストップ安水準)で売り気配のまま取引が成立しなかった。

値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は38となった。
個別では、リアルワールド、SBIインシュアランスグループが一時ストップ高と値を飛ばした。Kudanは昨年来高値を更新。ベルトラ、CYBERDYNE、リネットジャパングループ、リンク、sMedioが買われた。
一方、MRTが昨年来安値を更新。イノベーション、テックポイント・インク、パートナーエージェント、ロジザード、トレンダーズが売られた。

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