東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比18.64ポイント高い1283.10だった。先行き業績回復の期待から東証1部の景気敏感株などに投資家の視点が移っていたが、「個人投資家の資金は潤沢で、出遅れていた新興企業の銘柄に買いを入れているとの声があった。
きょうは大引け後にAIinsなどのマザーズ市場の主力銘柄の決算発表を控える。発表を前に先回りの買いも入っているようだ。メルカリやJMDC、JIGSAWが上昇した。一方で、BASEやバルミューダ、JTOWERは下落した。
10日にマザーズ市場に上場したアールプランは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3790円と、公開価格(2210円)を71%上回った。
値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は135となった。
個別では、JIG-SAW、QDレーザが昨年来高値を更新。交換できるくん、JMDC、メルカリ、イノベーション、シノプスが買われた。
一方、CRI・ミドルウェア、アイキューブドシステムズ、インタースペース、ベストワンドットコム、フルッタフルッタが売られた。
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