東証マザーズ指数は前日比4.59ポイント高の942.19ポイントと反発した。
朝方は前日終値水準でのスタートとなり、その後は14日につけた950ptまでの戻りを窺う場面もあった。好材料が出された銘柄や値動きの軽い銘柄に、春分の日を前にした個人投資家の買いが集まり、株価指数を下支えした。
ただ、明日の春分の日や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に、様子見ムードも根強く個人の投資家による積極的な上値を追った動きは限られた。
その一方で、直近の新規上場銘柄やバイオ関連銘柄の物色はみられた。
値上がり銘柄数は132、値下がり銘柄数は137となった。
きょう新規上場したIT(情報技術)人材仲介のギークスは午前に公開価格を50.3%上回る2900円で初値を付けた。午後も買いの勢いは続き、制限値幅の上限(ストップ高)水準にあたる3400円で初日の取引を終えた。
個別ではCRI・ミドルウェア、シリコンスタジオ、バリューゴルフ、SKIYAKI、窪田製薬ホールディングスなど6銘柄がストップ高となった。中でも窪田製薬は連日のストップ高となった。
そーせいグループ、リンクバルは一時ストップ高となった。
マーケットエンタープライズ、はてな、EduLab、リンク、リックソフトなど9銘柄は昨年来高値を更新した。
ASJ、カオナビ、ジーニー、エクストリーム、ファンデリーが買われた。
一方、タイセイ、アクセルマーク、ミンカブ・ジ・インフォノイド、Delta-Fly Pharma、中村超硬が昨年来安値を更新した。
シルバーエッグ・テクノロジー、オンコリスバイオファーマ、リネットジャパングループ、AmidAホールディングス、ラクスルが売られた。
