東証マザーズ指数は前週末比5.60ポイント高の1267.32ポイントと反発した。
日経平均株価が節目の2万9000円を突破するなど東証1部市場が活況だったため、新興市場の取引は盛り上がりに欠けた。高値警戒感から前日終値を挟んだ方向感の値動きでの推移が後場まで継続した。しかし、大引け間際に、フリーやメルカリ、JIGSAWなど時価総額上位の一角が上げ幅を拡大し指数を牽引した。半面、JTOWERやBASE、ジーエヌアイが下落した。
市場では「午後に買いがやや強まったが、決算発表前の銘柄がまだ多く、積極的に上値を追う様子はなかった」という。
値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は177となった。
個別では、JIG-SAW、QDレーザがストップ高。ユニフォームネクスト、ミンカブ・ジ・インフォノイド、ウィルズなど5銘柄は昨年来高値を更新。ベストワンドットコム、サイバー・バズ、フリー、アズーム、WASHハウスが買われた。
一方、すららネットがストップ安。イルグルム、JTOWER、フェイスネットワーク、ソーシャルワイヤー、WDBココが売られた。
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