東証マザーズ指数は反発した。前週末比3.07ポイント高の899.15ポイントだった。
東証1部市場は海外情勢を懸念して軟調な推移となったが、新興市場は堅調。
マザーズでは、時価総額の上位で指数寄与度の高いそーせいグループ、UUUM、ALBERTなどが買われた。
一方で、個人投資家に人気の高いソフトバンクGが午後に入り騰勢を強めたことで個人の関心が主力の東証1部市場に向かい、マザーズ市場は模様眺めムードが強まり、低調な商いが続いた。
29日にマザーズ市場に新規上場したブシロードの終値は2138円。公募・売り出し価格(公募価格、1890円)を上回ったものの、初値(2204円)を3.0%下回った。売買代金はマザーズ市場で首位だった。
売買代金は概算で762.33億円。騰落数は、値上がり129銘柄、値下がり145銘柄、変わらず15銘柄となった。
個別では、メディア工房がストップ高となった。ジーエヌアイグループ、ホープ、クックビズは年初来高値を更新した。アプリックス、イノベーション、ピアズ、エクストリーム、SHIFTが買われた。
一方、アジャイルメディア・ネットワークがストップ安となった。Aiming、バリューデザイン、Kudan、Delta-Fly Pharma、HANATOUR JAPANなど7銘柄は年初来安値を更新した。バンク・オブ・イノベーション、ビリングシステム、イグニス、エヌ・ピー・シー、エルテスが売られた。
