東証マザーズ指数は前日比10.79ポイント高の928.97ポイントと反発した。
為替市場の円安進行などを好感して日経平均株価が大きく上昇しており、新興市場も投資マインド改善の恩恵を受けた。
朝方は売り買い交錯気味だったが、午後の日経平均の上げ幅拡大が追い風となった。バイオ関連株や、新規上場銘柄を中心に売り買いが活発化。マザーズは前日値を消したが、上昇基調は継続しており、市場関係者から「個人主導のにぎやかな相場が続いている」との見方が出ていた。
値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は90となった。
個別では、プロパティデータバンク、フロンティアインターナショナルがストップ高。スマレジ、ファイバーゲートなど3銘柄は昨年来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、アイリッジ、ライトアップ、AmidAホールディングス、ブライトパス・バイオは値上がり率上位に買われた。
一方、MTGが昨年来安値を更新。はてな、リックソフト、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、キャンバス、霞ヶ関キャピタルは値下がり率上位に売られた。
目次
