東証マザーズ指数は小反発した。終値は前日比3.24ポイント高い1351.89だった。
為替市場の円高によって東京市場全般に買い手控え感が強まっているが、新興市場は個別主導の展開が継続した。
東証1部の大型株に比べると新興市場の小型株は為替の変動に影響されにくいこともあり、収益拡大などの好材料に素直に反応した。「個人は最近、運用成績が良好で、きょうも比較的活発に取引していた」という。ただ、休日を前に、株価指数の上値はやや重かった。
値上がり銘柄数は126、値下がり銘柄数は116となった。
個別では、貸会議室大手のTKPが商いを伴い大幅高となった。がん治療薬開発のブライトパスや、遺伝子解析のジーエヌアイも上昇した。
リンクバル、ゼネラル・オイスター、シルバーライフ、力の源ホールディングス、ユニフォームネクストが買われた。
一方、ナノキャリア、ALBERT、テンポイノベーション、ロードスターキャピタルが売られた。
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