東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比22.11ポイント高い1114.63だった。
前週末の米株式相場が上昇した流れを受け、運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが優勢となった。
日経平均と同様に上昇して始まったものの、日経平均が失速したのとは対照的に買い一巡後も踏ん張りを見せた。前場中頃から再度強含むと、後場の早い段階で1114.22ポイントまで上げ幅を広げている。その後もきょうの高値圏での横ばい推移となり1114.63ポイントで高値引けとなった。
7%高のHENNGEがマザーズ売買代金トップにランクイン。一部メディアが「マルウエア(悪意のあるプログラム)付きのメールを送りつける『標的型攻撃』の対策サービスを10月1日に始める」と報じ、買い材料視された。フリーやフロンテオが上昇した。アンジェスやPアンチエイが下落した。
値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は93となった。
個別では、ジェイフロンティア、グローバルウェイ、アイ・パートナーズフィナンシャルがストップ高。HENNGE、ステラファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、アクセルマーク、JMDC、MRT、レントラックスなど9銘柄は年初来高値を更新。ラキール、ブティックス、Enjin、ブレインズテクノロジー、アクリートが買われた。
一方、シリコンスタジオ、バリューデザインが年初来安値を更新。ホープ、インティメート・マージャー、クリングルファーマ、カイオム・バイオサイエンス、スマレジが売られた。
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