東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比3.24ポイント高い1180.43だった。
マザーズ市場は無配の銘柄が多く「配当落ちの影響が相対的に小さい」とされ、指数は小幅プラスで終わった。実質新年度相場入りしたが、相場全体を動かす手掛かり材料に乏しく、新興市場全体に明確な方向感は出なかった。その分、商いは値動きの軽い直近IPO銘柄に集中した。
今期最終黒字の見通しとなったINCに買いが入った。
メルカリやウェルスナビ、交換できるが上昇した。一方、プレイドやフリー、BASEが下落した。
値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は142となった。
30日にマザーズ市場に上場したAppierは初値の2030円を下回って取引を終えた。終値は初値比130円(6.4%)安の1900円だった。
同じく30日にマザーズ市場に上場したスパイダーは初値の1722円を下回って取引を終えた。終値は初値比37円(2.1%)安の1685円だった。
個別では、交換できるくんがストップ高。海帆、gooddaysホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。シャノン、うるる、プレミアアンチエイジング、ライトアップ、テックポイント・インクなど7銘柄は昨年来高値を更新。アクセルマーク、バリュエンスホールディングス、スタジオアタオ、MTG、ソフトマックスが買われた。
一方、i-plug、Sharing Innovations、T.S.I、ベビーカレンダーが昨年来安値を更新。ブロードマインド、I-ne、HPCシステムズ、GMOメディア、ソーシャルワイヤーが売られた。
