東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比3.29ポイント高い1037.15だった。
IT系の多い新興株も景気敏感株からのシフト先となっているようで、日経平均に比べればしっかりした動きとなっている。ただ、7月後半からの下げが大きかった割に、やはり戻りの鈍い印象は拭えないPアンチエイやJTOWERが上昇した。一方、メドレーやオキサイドは下落した。
20日に東証マザーズ市場に上場したシイエヌエスは公開価格(1940円)を55%上回る3010円で初値を付けた。同日に東証マザーズに上場したFLネットは公開価格(2470円)を75%上回る4315円で初値を付けた。
値上がり銘柄数は140、値下がり銘柄数は213となった。
個別ではバンク・オブ・イノベーションが一時ストップ高と値を飛ばした。スマレジ、JMDC、キッズウェル・バイオ、フリークアウト・ホールディングスは年初来高値を更新。JTOWER、すららネット、ココナラ、アクセルマーク、くふうカンパニーが買われた。
一方、アスカネット、ファンデリー、ベガコーポレーション、ロコンド、モルフォなど34銘柄が年初来安値を更新。フェニックスバイオ、デコルテ・ホールディングス、ブレインズテクノロジー、ツクルバ、Amaziaが売られた。
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