マザーズ指数は反発、好材料銘柄買われる

東証マザーズ指数は反発した。前日比3.60ポイント高の892.57ポイントだった。
小幅高で寄り付いたが、日経平均株価の上昇とともに上げ幅を広げた。
メディア工房やイグニスなど好材料銘柄中心に買われた。
ただ、手掛かり材料難からメルカリなど時価総額上位銘柄が売られ、上値が重かった。
明日から本格的に発表が始まる主要企業の決算を前に、様子見姿勢の強い展開が続いており、個人投資家の関心は主力大型株に向かいやすい地合いとなっている。

円相場は1ドル=108円前半で推移しているが、再び円高基調が鮮明になれば、リスク回避の流れがマザーズ市場にも波及しやすく、薄商いの中での仕掛け的な先物売りには警戒が必要だろう。
値上がり銘柄数は178、値下がり銘柄数は100となった。
 
個別では、メディア工房がストップ高となった。イグニス、エクスモーション、システムサポート、ホープ、クックビズなど6銘柄は年初来高値を更新した。ジャパンインベストメントアドバイザー、テックポイント・インク、MTG、エルテス、エードットが買われた。
 
一方、Kudan、ヘリオス、シンメンテホールディングス、フリークアウト・ホールディングス、HANATOUR JAPANなど6銘柄が年初来安値を更新した。富士山マガジンサービス、マネーフォワード、レントラックス、メドレックス、フィル・カンパニーが売られた。
 

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