マザーズ指数は反発、好材料銘柄に買い

東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比2.46ポイント高い1179.65だった。
朝方の買いが一巡すると失速している。本日新規上場したAppierやスパイダープラスに物色が向かっている影響もあるだろうが、これら2銘柄もしっかりした初値形成ながら先週のIPO(新規株式公開)と同様に市場予想ほどには伸びず、活気がある印象は乏しい。
ココナラの株価が引き続き公開価格を下回っていることなどから、個人投資家の資金回転も改善しづらいのだろう。
今期の連結最終損益が黒字の見通しとなったINCなど好材料銘柄に買いが入った。
Pアンチエイや交換できる、ウェルスナビが上昇した。一方、プレイドやフリー、BASEは下落した。
 
30日にマザーズ市場に上場したAppierは公募・売り出し価格(公開価格、1600円)を430円(26.9%)上回る2030円で初値を付けた。
 
同じく30日にマザーズ市場に上場したスパイダーは公募・売り出し価格(公開価格、1160円)を562円(48.4%)上回る1722円で初値を付けた。値上がり銘柄数は202、値下がり銘柄数は131となった。
 
個別では、海帆、gooddaysホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。シャノン、うるる、プレミアアンチエイジング、ライトアップ、INCLUSIVEなど6銘柄は昨年来高値を更新。交換できるくん、アクセルマーク、バリュエンスホールディングス、MTG、Fast Fitness Japanが買われた。
 
一方、i-plug、Sharing Innovations、T.S.I、ベビーカレンダーが昨年来安値を更新。ブロードマインド、GMOメディア、I-ne、ソーシャルワイヤー、夢展望が売られた。
 

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