東証マザーズ指数は前日比0.24ポイント高の927.50ポイントと反発した。
連休明け22日の米株式市場でNYダウが反落するなど、直近の株高を受けた利益確定の売りが優勢となったことから、外部環境の手がかり材料難を背景にマザーズ指数も安寄り後朝方から売りが先行した。前場中ごろから日経平均が下げ渋りをみせると、マザーズ銘柄にも押し目買いの動きがみられた。指数は切り返し、後場にプラス浮上した。
サンバイオが締まり、オンコリス、窪田薬は上伸した。バイオ関連や材料株が個別物色された。朝方に比べ、徐々に値上がり銘柄数が増加するなど、底堅さがうかがわれる展開だった。しかし、大型連休前で東京株式市場への参加者が減少しており、新興市場も方向感のない展開となった。
売買代金は概算で1250.29億円。騰落数は、値上がり111銘柄、値下がり160銘柄、変わらず10銘柄となった
個別では、ソケッツがストップ高。みらいワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。ティーケーピー、Jストリーム、システムサポート、リックソフト、カオナビなど8銘柄は年初来高値を更新。チームスピリット、オンコリスバイオファーマ、プレシジョン・システム・サイエンス、ブリッジインターナショナル、リネットジャパングループが買われた。
一方、FRONTEO、ユナイテッド、アクセルマーク、くふうカンパニー、東名など11銘柄が年初来安値を更新。はてな、AppBank、レントラックス、UUUM、リボミックが売られた。
