東証マザーズ指数は反発。終値は前日比4.90ポイント高い1003.60だった。
東証1部市場は軟調な推移となったが、マザーズ市場は前場から堅調な値動きだった。コロナ後の生活様式の変化を捉えた銘柄に買いが集まり、指数も上昇した。
マザーズ指数は後場の始めまで1010ポイント台に位置する25日移動平均線を上回る場面もしばしばあったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日経平均が軟化するとともに上げ幅を縮めた。
メルカリ、BASE、AIinsが買われた。メドレーやJストリームも上昇。半面、ユーザベース、UUUM、PSSは下落した。
マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2226.94億円。騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり247銘柄、変わらず10銘柄となった。
東証ジャスダック市場に10日に新規上場したスピーは初値を570円(11.1%)上回る5720円で取引を終えた。午前に公募・売り出し価格(公開価格、2880円)を2270円(78.8%)上回る5150円で初値を付けた。
個別では、Delta-Fly Pharmaがストップ高。リビン・テクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、GA technologies、Aiming、Jストリーム、メルカリなど11銘柄は年初来高値を更新。AI inside、バリューゴルフ、新日本製薬、アンジェス、旅工房が買われた。
一方、海帆がストップ安。フィーチャ、きずなホールディングス、グッドパッチなど4銘柄は年初来安値を更新。ソケッツ、プロパティデータバンク、ユーザベース、NATTY SWANKY、スペースマーケットが売られた。
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