マザーズ指数は1200ポイント近辺でもみ合いとなっている。
比較的堅調な値動きとなっているものの、物色の主軸はIPO(新規上場)銘柄で、なかなか継続的なトレンドを見いだしにくい状況となっている。値幅を狙うならIPO銘柄だが、資金の足は速く、短期勝負と割り切る必要がありそうだ。
マザーズ指数は6月21日に25日移動平均線に急接近した後、切り返して堅調に推移。直近高値を上回ったことで、緩やかな上昇トレンドを続けている。ただ、売買代金はIPOが多いにもかかわらず縮小傾向で、市場の人気自体は高まっていない。主力級銘柄の値動きも鈍い。半導体関連銘柄の人気も一巡している。東京市場全般の方向感がややネガティブなだけに、新興市場でも積極的に主力級銘柄を物色しにくい雰囲気が続きそうだ。
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