マザーズ市場展望

新興市場の年末年始高に期待が膨らんでいる。マザーズ市場は需給改善で復調の雰囲気が強まる中、22日に新型コロナウイルスの変異種のニュースを受けて警戒感が高まったが、基本的な需給状況は変わっていない。
直近IPO銘柄が短期資金を集めている。直近でIPOしていればどの銘柄でもいいような乱舞相場となってきている。これらはまだ指数に組み入れられていないため、マザーズ指数を押し上げる要因にはなっておらず、物色の盛り上がりと指数の動きの温度差を演出している。
IPO人気は最後まで高いままで、年末年始の相場動向への期待感が高まっている。
 
マザーズ指数は22日の急落分をようやく取り戻した段階だが、実際の物色動向は大いに盛り上がっている。来週は年内最終週。例年通り、物色が短期志向になっていくことが予想される。
年内はこの傾向が続きそうで、正月休みをまたいで同様の展開が想定される。

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