マザーズ指数は2月22日以来の800ポイント回復(終値ベース)に接近している。
4月は4連騰、6連騰、5連騰と複数の大型連勝で水準を訂正してきた。
2月後半以降の、リスク回避の売りが急速だった反動もあり、短期的な売り需要が一挙に出たことで、3月後半からは需給が急改善。4月は月間ベースで3割近い上昇率となった。
大型連休後の世界情勢の見通しは不透明だが、4月に強烈な修復相場を演じた新興市場の上昇トレンドは5月も継続するとみる。
新型コロナウイルスの猛威は収束方向にあり、当面は緊急事態宣言の解除の時期が注目されている。株式市場ではすぐに決算発表シーズンが到来することもあり、業績面への懸念は強いだろう。
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