[概況]
7日、欧米時間の外国為替市場においてポンド円は、一時売りが強まり137.89円の安値をつけた。その後戻り基調となり139.19円が終値となった。EUとの自由貿易協定をめぐる協議では、英政府報道官からEUと合意しなくても英国は繁栄するとのコメントがあり、交渉の難航からハードブレグジット懸念が広がった模様。
一方、フォンデアライエン欧州委員長からジョンソン首相と数日中に直接協議することやEUと英国の交渉チームがブリュッセルでの会議を準備していることなどの発言が報道されている。今後の協議の進展具合によっては、乱高下する可能性も否定できないため十分注視していきたい。
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