ポイントは76.00円か、豪ドル円。

[概況]

ポイントは76.00円か、豪ドル円。
 
4日の欧米為替市場は、欧米株式市場の上昇を受けリスク選好の流れが優勢だった。株価上昇の理由は、米中の貿易対立の一服感や欧米の追加緩和期待だろう。
そのようななか、目立った動きを見せたのは豪ドル円だ。豪ドル円は、東京時間中に75円台前半で停滞していたが、欧州時間でリスク選好の流れが活発になると一転上昇。NY時間では高値を78.875円まで伸ばし、終値も本日の高値付近だった。
 
さて、今後の豪ドル円の値動きは、76.00円~75.00円のレンジ内の推移を予想する。というのも、日足チャートを見ると6/18の安値から上昇の基調なのだが、76.00円付近では上値が重くなってきている一方、下値は20日移動平均線に支持されているからだ。
本日は、10:30に豪州の5月小売売上高が発表される。重要な指標であり結果次第で動意が生まれるかもしれないが、上記レンジをブレイクするには今一つかもしれない。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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