パウエルFRB議長の講演を受け、米ドル円は上下動

[概況]

27日、欧米時間における外国為替市場の米ドル円は一時106.710円まで上昇した。国際シンポジウム(ジャクソンホール会議)においてパウエルFRB議長は講演を行い、米国の長期的な物価上昇2%の目標から「平均で2%の達成」に変更し、当面の間2%を上回るインフレを容認する姿勢を示した。これらの内容から低金利が長期にわたり続く可能性などが考えられ米ドル円は一時105.590円まで下落した。
 
ただ売りが一巡後、米ドル円は反発している。低金利政策の長期化により、米経済面においては回復の後押しとなるなどの見方から米ドル買いが優勢となったようだ。
テクニカル的には米ドル円は20日移動平均線(106.073円)付近に支えられており、引き続き同線がサポートとなるか注目したい。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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