ドル円110円後半、上げ一服も堅調

[概況]

NY為替市場では週末要因も加わり、値動きは鈍った。この日米経済指標はやや弱い結果となった。8月小売売上高はプラス予想に反して前月比-0.2%と、6カ月ぶりの大幅減となった。8月鉱工業生産は-0.9%と市場予想を下回り、米9月ミシガン大消費者信頼感は95.3とやや市場予想を上回るも、ハリケーンの影響で前月から低下した。指標結果を受けた反応は一時的。
 
ドル円は111.33円を高値に110円後半でもみ合い。昨日の予想比上振れた米消費者物価指数を受けて、米追加利上げ期待が再燃したことも、ドル円の下支え。昨日英早期利上げ期待を背景に連日大幅高となったポンドは買いが一服し、ポンドドルは1.3616ドルを頭に1.35ドル後半、ポンド円は151.55円から150円半ばに上げ幅を縮小した。
また、ユーロドルは1.19ドル半ば、ユーロ円は132円半ばでしっかり。

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