[概況]
6日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は、105円の半ばを推移し、105.525円で終了した。概ね105円の半ばを推移する中、トランプ大統領から「給与税減税と立ち退き猶予で大統領令を発令する」との発言が伝わり、終盤にかけやや上値の重い展開となっている。
ただ、日本時間の21時30分に米雇用統計の発表(7月非農業部門雇用者数 予想: 160万人、7月失業率: 10.5%)が控えているため変動幅は、限定的となっている。
チャートは、8月3日の高値106.485円を示現後、日足線が右肩下がりとなり、5日移動平均線と20日移動平均線が下向きでの推移となっている。このことから、7月31日につけた安値104.180円を目指す戻り売り有利の展開を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
